今の時代、物は簡単に購入できるだけに、積極的に整理していきませんと、すぐに家の中に物が多くなってしまいます。なかなか捨てられずにいると、数年経過するだけで家中がものだらけになってしまうこともあります。不用品の処分方法が分からず、放置しているというご家庭も多いのではないでしょうか？

不用品回収で依頼するケースの例

高知県で不用品を処分する方法を、ご説明いたします。まずは、民間の不用品回収業者に不用品を引き取ってもらう方法です。ほとんどの不用品を1日で処分できますし、急ぎで！というようなオーダーも応じてもらえます。

次は自分が居住している自治体の、ごみ処分システムにお願いするという方法です。自治体に不用品を出す場合、ゴミ処理場に自己搬入する方法と、自宅近くに清掃車に来てもらう方法の選択となります。自己搬入の場合と回収では、ゴミ処理料金が異なるのが一般的です。高知県の場合、ほとんどの自治体が、自己搬入であっても処理料金がかかります。

高知県内で粗大ごみを持ち込む場合の受け入れ先

【高知市】・三里最終処分場：℡088-847-2337
【室戸市】・佐喜浜リサイクルセンター：℡0887-27-3855
【安芸市】・安芸市一般廃棄物最終処分場：℡0887-34-1353
【南国市】・南国市一般廃棄物最終処分場：℡088-880-6557（南国市役所環境課）
【土佐市】・北原クリーンセンター：℡088-852-7610
【須崎市】・クリーンセンター横浪：℡0889-49-0444
【宿毛市】・幡多クリーンセンター：℡0880-31-2600
【土佐清水市】・幡多クリーンセンター：℡0880-31-2600
【四万十市】・幡多中央環境センター：℡0880-33-1504
【香南市】・野市町西佐古一般廃棄物処分場：℡0887-57-8508（香南市役所環境対策課）

行政では処分不可能な不用品と手数料

・石膏ボード・土砂・燃料類・オイル・シンナー・塗料・薬品・ブロック・バッテリーなどは、多くの自治体で処分不可です。
・高知県の多くの自治体で、リサイクル家電製品においては処分不可です。

民間の業者に頼んだ方がよい場合

戸別回収においても自己搬入においても、自治体の処分については「自宅の外に不用品を出す」という行為を行わなければなりません。一見簡単そうに聞こえるかもしれませんが、マッサージチェアやタンスなど大きなものになりますと、数メートル運ぶことさえ不可能という状況もあるでしょう。戸外に不用品を搬出するのが難しいご家庭の場合は、民間不用品回収業者に依頼したほうが良いと思います。

また、一度に出せるゴミの量に、制限を設けている自治体も多いです。引っ越しでゴミがたくさん出てしまうというようなときも、民間回収業者依頼が便利です。

無料というケースも？高知の不用品回収方法４つ

不要な物の処分に、お金をかけたい人などいません。誰でも不要なものほど、少しでも安く処分したいと考えます。こちらでは、安く処分できる方法をご紹介しています。

①自治体への持ち込み

ゴミ処理場まで、不用品を自己搬入して処分することができます。これには申込が必要な自治体がほとんどです。役所へ出向いて、手続きをしなければならない市もあります。詳細に関しては、各自治体のホームページに詳しいことが記載されています。

一度に多くのゴミを自己搬入できるのと、戸別回収よりも安価なところが、自己搬入のメリットです。ただやはり、ゴミ処理場まで運び込みを自身で行う手間が生じますので、大変ではあります。大変なのは嫌だという方は、民間回収業者に依頼したほうが楽です。

＜ごみ処理施設に直接持ち込む場合＞
高知県の自治体は、ゴミ出しのルールが一律ではありません。処分費用も自治体ごとに異なります。持ち込む際は、それぞれの自治体に確認しておきましょう。

＜戸別収集の場合＞
自宅の近くに回収車が約束の日に来て、不用品を回収します。戸別回収については、インターネットや電話などで事前に申し込みをします。回収日当日の朝に、粗大ごみを指定の場所に置き、ゴミシールを貼ります。

②高知のリサイクルショップに引き取ってもらう

処分ではなく、リサイクルをするという考え方です。不要になった品を誰かに使っていただけるので、大変エコでおすすめの方法です。わずかな額かもしれませんがお金をいただけて、無料で不用品をスッキリできます。

ただしリサイクルショップは、再販が目的です。再販できないものは通常、引き取ってもらえませんので、持ち込みの際は注意しましょう。リサイクルショップで引き取りが難しかったものは、自治体の処分を申し込むと良いでしょう。高知県には、専門性があるリサイクルショップも存在します。洋服・インテリア・ゲームなど専門ショップがある場合は、そちらに分けて持って行くのもおすすめです。

③高知の不用品回収業者に有料で引き取ってもらう

不用品回収業者は、不用品回収のエキスパートです。どのような物であっても、多量のゴミでも回収します。回収の値段については、各業者まちまちです。処分品によっていくらという感じで決めているところもあれば、トラック1台20,000円～というように、料金プランを提示してくる業者もいます。不用品回収業者は、家庭の物でなく企業ゴミも一部を除き、回収してもらえます。

＜不用品の回収費用を抑えるために＞
回収費用は、ネットなどを使って事前に業者の情報をチェックしておきましょう。業者によって、金額が異なるからです。自分の不用品処分のニーズを考えてマッチしたところに依頼すれば、回収費用を少なくできます。

面倒であれば必須ではありませんが、不用品をある程度分別しておきますと、業者は大変喜びます。そして価値のあるものを見つけやすくなり、買い取ってもらえる確率が上がります。その買い取り額は、回収費用と相殺してもらいましょう。

＜有料の不用品回収における取扱品目について＞
①家具類
マッサージチェア、ソファー、鏡、窓、サッシ、ベッド、ベビーたんす、シーリングライト、マetc

②自動車関連
車、バッテリー、家庭用自転車、一輪車etc

③楽器類
ウクレレ、ピアノ、エレキギター、バイオリン、クラリネットetc

④大型のもの
風呂、クーラーボックス、はしご、トランクルームetc

⑤工業用品
耕運機、ハンマー、電動ドリル、建設資材、発電機etc

⑥家電製品
エアコン、冷蔵庫、リサイクル家電、ミキサー、HDプレーヤー、コンポ、ドライヤーetc

⑦その他
Wii、書籍、アルバム、スキー用品、釣り用品、玩具、ダイエット器具、洋服、水槽、バッグetc

＊自宅の清掃を希望の場合、それを行っている業者を探しましょう。自宅の掃除にかかる費用も含めて、見積りを頼んでください。

不用品回収業者で回収してもらえないものは？
毎週回収のあるゴミ関連の物は、回収していない業者も多いです。また劇薬やオイル、医療系の物などについても、通常は回収をしていません。変わったものを回収希望する場合は、業者に質問してから依頼するようにしましょう。中にはリサイクル法対象の家電製品も取り扱わない業者もいますので、注意が必要です。

不用品はどんなものが多いの？
和ダンスややベッドのような、一人では持てないようなものから、衣類や日用品などの小さなものまで、不用品はいろいろです。大型不用品の処分は、自治体のサービスが一番安いでしょう。ただし、搬出の手間もかかるものなので、大きいだけによく考える必要があります。家電製品の場合は、自治体も不用品回収業者も同じぐらいの処分費用です。

④ネットオークションで売却する

ネットオークションや、フリマサイトを上手く使うと、不用品を売ることができます。自分は不要でも、必要な人が世の中にはいるものです。ただ急いでいる場合や、本当に誰が見ても「ゴミ」というような物に関しては、そうそう簡単には売れませんので、注意が必要です。

家電リサイクル法に該当する粗大ごみの処理の仕方

家電リサイクル法という法律があります。これは、リサイクル家電（洗濯機、エアコン、TV、冷蔵庫）について、資源有効活用を目的とした部品のリサイクルを行うという法律です。

実は多くの自治体が、リサイクル家電については処分できないのです。ではどうすればよいのか？という話ですが、これらの物については、購入店舗か新しく買い替えをする店舗に処分をお願いすることになります。

リサイクル料金の目安は？
おおよその金額となります。エアコン1,500円・テレビ1,800円～3,000円・洗濯機2,500円・冷蔵庫3,600円～4,600円程度です。大きさや運搬にかかる費用で、値段が上下します。

リサイクル家電製品に関しては、業者に処分をお願いすることも可能です。軽トラック1台30,000円前後で引き取ってくれる業者が大半ですので、相談してみましょう。リサイクル家電の量が多いとき、大変便利です。

不用品回収業者の選び方３つのポイント

不用品回収業者は、家中のたくさんのゴミを、ゴソッと綺麗にしたいとき便利な存在です。農薬や劇薬など特別なものを除き、不用品を素早く綺麗に処分します。しかし業者がたくさんあるだけに、業者選びは悩んでしまうところです。

①業者が自治体許可を得ているかどうかを確認する

不用品回収業者というのは、自治体許可を持っています。でも中には、この自治体の許可を持っていない、いわゆる闇業者もいます。闇業者の問題点は、不法投棄をする可能性があるという点です。そのため闇業者につかまらないよう、注意をしなければなりません。

闇業者としっかりとした業者を判別するには、インターネット比較サイトを有効利用しましょう。比較サイトのランキングを確認して、その上位にある業者の場合、比較的安心な業者のはずです。あとは、認可番号を自分で業者に確認することも大切です。

②チラシだけをうのみにしないこと

よくポストに投入されている、買い取り業者や回収業者のチラシがあると思います。ここには大概、安さを謳って宣伝が書いてあるものですが、目立たないところに出張料金や回収料金が別であると記載されていることもあります。チラシの文言に踊らされ、高い業者に頼んでしまわないように注意しましょう。

③見積もりを取ること

特に不用品が多いときは、不用品回収業者にお願いする前に見積もりを依頼しましょう。たいていの業者は、無料見積もりを行っています。この時、出された見積もりが最終金額なのかどうかも確認して下さい。

不用品回収を依頼した人の口コミ

当社サービスを利用した方の口コミはこちらのページに掲載しています。

まとめ

大きなものを自己搬出するというのは、とても大変です。しかし自治体の処分方法ですと、どうしても自宅外へ搬出がマストです。営利目的の不用品回収業者ですので、お金はかかります。ですが、業者はすべてお任せで処分してもらえるので便利です。もちろん、家庭ではなく会社のゴミも処分可能です。

最初は心配という方もいますが、信頼のおける業者を探すことができれば、問題はありません。ネットなどの情報をキャッチして、優良なところに依頼するようにしましょう。