お金のかからない雑草対策10選!簡単で安くできるのは?

庭に雑草が生えると見た目が悪くなるだけでなく、害虫や害獣が発生しやすくなり、住み心地も悪くなります。
お金のかからない雑草対策、安く簡単にできる雑草対策を紹介します。
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庭によく生える雑草の種類
庭によく生える代表的な雑草を10種類紹介します。
雑草名 | 分類 | 草丈 | 特徴 |
カラスノエンドウ![]() | 一年草 | 60~150cm | 紫色の花を咲かせ、つるで他の植物に絡みつく。比較的抜きやすい。 |
ホトケノザ | 一年草 | 10~30cm | 葉が仏の座に似ており、紫色の筒状の花を咲かせる。 |
メヒシバ | 一年草 | 30~70cm | 地面を這うように広がり、種子を多くまく。繁殖力が強い。 |
ツユクサ | 一年草 | 30~50cm | 青い花を咲かせ、湿った場所を好む。種子と地下茎で繁殖。 |
ハコベ | 一年草 | 10~30cm | 小さな白い花を咲かせ、柔らかい茎を持つ。春の七草の一つ。 |
エノコログサ![]() | 一年草 | 30~80cm | 穂が猫のしっぽに似ており、道端や空き地によく生える。 |
ヒメジョオン | 一年草 | 50~100cm | 白い花を咲かせ、茎が中空。繁殖力が強く、外来種。 |
ドクダミ | 多年草 | 20~50cm | 独特の臭いがあり、地下茎で繁殖。湿った場所を好む。 |
スギナ![]() | 多年草 | 10~40cm | 地下茎が深く、繁殖力が非常に強い。つくしは胞子茎。 |
カタバミ | 多年草 | 5~20cm | クローバーに似た葉を持ち、黄色い花を咲かせる。種子で繁殖。 |
これらの雑草は、庭の環境や季節によって発生しやすさが異なります。
特に多年草のドクダミやスギナは、地下茎で広がるため、早期の対策が重要です。一年草の雑草は、種子ができる前に除去することで、翌年の発生を抑えることができます。
お金のかからない雑草対策10選
No. | 対策方法 | 持続性 | 効果 |
1 | 手で雑草を抜く | 低 | 根から除去でき確実 |
2 | 熱湯をかける | 低 | 細胞を破壊し枯らす |
3 | 重曹を使う | 低 | 一時的に成長を抑制 |
4 | ダンボールや新聞紙を敷く | 中 | 光を遮断し成長を防ぐ |
5 | グランドカバープランツを植える | 高 | 地面を覆い雑草の発生を抑制 |
6 | ウッドチップやバークチップを敷く | 中 | 光を遮断し成長を防ぐ |
7 | 防草シートを活用する | 高 | 光を遮断し成長を防ぐ |
8 | 砂利を敷く | 中〜高 | 光を遮断し成長を防ぐ |
9 | 固まる土で舗装する | 高 | 雑草の発生を防ぐ |
10 | 除草剤を使用する | 中〜高 | 雑草を枯らす |
1. 手で雑草を抜く
最も基本的で費用がかからない方法は、手で雑草を抜くことです。根からしっかりと引き抜くことで、再び生えてくるのを防ぐことができます。
特に、種をまく前や植栽を行う前に雑草を取り除くことで、後々の手間を減らすことができます。
ただし、広い範囲を手作業で行うのは大変なため、定期的に少しずつ行うことがポイントです。
メリット | デメリット |
費用がかからず、即効性がある | 労力がかかり、再発しやすい |
2. 熱湯をかける
雑草に熱湯をかけることで、細胞を破壊し枯らすことができます。やかんやポットで沸かしたお湯を直接雑草にかけるだけなので、特別な道具は必要ありません。
ただし、根まで完全に枯らすことは難しいため、再び生えてくる可能性があります。また、周囲の植物にかからないよう注意が必要です。
メリット | デメリット |
家庭にあるもので手軽にできる | 広範囲には不向き、火傷のリスクがある |
3. 重曹を使う
重曹を水に溶かして雑草に散布することで、雑草の成長を抑える効果があります。環境にも優しく、家庭内で安全に使用できます。
ただし、効果は一時的であり、定期的な散布が必要です。また、雨が降ると流れてしまうため、天気を見ながら作業を行いましょう。
メリット | デメリット |
環境に優しく、家庭にあるものでできる | 効果が一時的で、土壌への影響がある可能性がある |
4. ダンボールや新聞紙を敷く
雑草は光合成によって成長するため、光を遮ることで成長を抑えることができます。
不要になったダンボールや新聞紙を地面に敷き、その上に土や石を重しとして載せることで、簡易的な防草対策が可能です。
ただし、雨や風で飛ばされないよう、しっかりと固定することが大切です。
メリット | デメリット |
廃材を利用でき、環境に優しい | 見た目が悪く、風で飛ばされやすい |
5. グランドカバープランツを植える
地面を覆うように広がる植物、いわゆるグランドカバープランツを植えることで、雑草の生育スペースを減らし、自然と雑草の発生を抑えることができます。
例えば、クラピアやリッピアなどは、成長が早く、手入れも比較的簡単です。
ただし、植える際には、既存の雑草をしっかりと取り除いておくことが重要です。
メリット | デメリット |
自然な景観を楽しめ、環境に優しい | 成長に時間がかかり、管理が必要 |
6. ウッドチップやバークチップを敷く
ウッドチップやバークチップを地面に敷くことで、雑草の発生を抑えるとともに、庭の見た目もおしゃれに演出できます。
これらのチップは、ホームセンターなどで手軽に入手でき、敷くだけで簡単に防草効果を得られます。
ただし、時間が経つと分解されるため、定期的な補充が必要です。
メリット | デメリット |
見た目が良く、土の乾燥防止にもなる | 定期的な補充が必要で、虫が発生しやすい |
7. 防草シートを活用する
防草シートは、地面に敷くことで光を遮断し、雑草の成長を防ぐアイテムです。
初期費用はかかりますが、長期間にわたって効果が持続するため、結果的にコストパフォーマンスが高いといえます。
また、上から人工芝や砂利やウッドチップを敷くことで、見た目も良くなります。DIYでの施工も可能ですが、正しく敷設することが重要です。
メリット | デメリット |
長期間効果が持続し、手入れが少ない | 初期費用がかかり、施工に手間がかかる |
参考:人工芝の施工費用
8. 砂利を敷く
雑草を生やしたくない場所に砂利を敷くことで、雑草の成長を抑制することが可能です。また、もしも雑草が生えてきても抜きやすくなります。
防草シートと組み合わせることで、半永久的に雑草が生えない状態にすることが可能です。
砂利によってさまざまな色とサイズがあるので、玄関アプローチや庭の表情が豊かになったり、おしゃれ度をアップできたりするのも魅力です。
メリット | デメリット |
見た目が良く、歩行音で防犯効果もある | 掃除がしにくく、雑草が生えることもある |
9. 固まる土で舗装する
防草土とも呼ばれる固まる土とは、名前のとおり硬く固まる土のことを指します。
サラサラした土ですが、水をまくことでしっかり固めることが可能です。硬い土にすることで雑草が生えてくるのを防ぐことができ、また自然な景観を保てるメリットがあります。
固まる土はホームセンターやエクステリア用品の専門店で購入可能です。ホームセンターで売っている固まる土はリーズナブルですが、劣化が早いものもあるので注意しましょう。
固まる土で舗装すると落ち葉の掃除しやすくなるので、落葉樹の周辺に使うのもおすすめです。
メリット | デメリット |
見た目が良く、掃除がしやすい | 初期費用がかかり、施工に手間がかかる |
10. 除草剤を使用する
市販の除草剤を使用することで、雑草を効果的に除去することができます。液体タイプや粒剤タイプなど、用途に合わせて選ぶことができます。
ただし、除草剤は雑草以外の植物にも影響を及ぼす可能性があるため、使用する際は注意が必要です。
また、継続的に使用することで効果が持続しますが、環境への影響も考慮して使用しましょう。
メリット | デメリット |
即効性があり、広範囲に効果がある | 環境への影響があり、使用に注意が必要 |
参考:最強の雑草対策
ペットや子どもがいても安心な方法は?
紹介した雑草対策はペットや子どもがいても安心・安全な方法ばかりです。
ただ、「除草剤を使用する」方法には注意が必要です。除草剤の内容によっては危険性があります。
以下のポイントに気をつけて除草剤を選びましょう。
①食品由来や天然成分で作られた除草剤を選ぶ
②製品の使用方法を守り、指定された範囲で使用する
③使用後は、ペットや子どもが触れないように管理する
土壌や周囲の植物への影響が少ない方法は?
紹介した雑草対策は、土壌や周囲の植物へ大きな影響はなく安全な方法ばかりです。
ただ、「除草剤を使用する」方法は、注意が必要です。
危険な成分を含んだ除草剤は使用しないようにしましょう。
まとめ
お金のかからない雑草対策は様々です。ただ、お金がかからない分、手間や時間はかかります。
忙しくて対応できない、腰が痛くて作業が辛いなど、お困りのときは、エコリサイクルセンターにお気軽にご相談ください。
雑草対策・剪定・伐採・人工芝の施工などをリーズナブルな料金で行っています。すぐに無料見積もりができますので、電話やLINEでご相談ください。